研究課題/領域番号 |
23570070
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態・構造
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
窪川 かおる 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 特任教授 (30240740)
|
連携研究者 |
安東 宏徳 新潟大学, 佐渡臨海実験所, 教授 (60221743)
|
研究協力者 |
勝 義直
加藤 明子
小島 彩加
ロイ ソナリ
浦野 明央
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
キーワード | 性ステロイド / ナメクジウオ / 脊索動物 / 進化 / 神経索 / in situ ハイブリダイゼーション |
研究成果の概要 |
性ステロイドは脊椎動物に特有なホルモンで、生殖機能を制御し、体内の神経・内臓の活動のバランスを維持している。その作用機構は複雑な代謝系を介するので新たな機能の発見もあるが不明の部分も多い。そこで本研究は、脊椎動物の祖先型がもつ性ステロイドが脊椎動物の根幹であると考え、脊索動物門頭索動物亜門ナメクジウオの性ステロイド代謝系を調べた。その結果、脊椎動物ではほとんど使われない5α還元ステロイド代謝系が主要であり、神経系でも活発に生合成されていることが明らかになった。以上から、脊椎動物の性ステロイドは脊索をもつ段階で獲得され、多様な代謝系に進化したことが示唆された。
|
自由記述の分野 |
比較内分泌
|