• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 実績報告書

鰓後腺と副甲状腺に特徴的な機能分子と内分泌腺の形成・進化に関する分子生物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 23570075
研究機関静岡大学

研究代表者

鈴木 雅一  静岡大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (60280913)

キーワードカルシトニン / クラスタリン / 鰓後腺 / 魚類
研究概要

1)CTの遺伝子発現機構の解析:カルシトニン(CT)は血清カルシウム値の低下や骨量の増加などを引き起こすホルモンであり,医療面では骨粗鬆症などの治療薬として使用される。しかしながら,ホルモンの重要性にも関わらず,CT遺伝子が特定の内分泌細胞だけで著しく活性化される分子機構やCT細胞が形成される分子機構はほとんど知られていない。本研究により、ニジマス鰓後腺からNkx2.1を初めとして4種類の転写因子を同定し、さらに、これらの転写因子がメダカ・CT遺伝子上流域約3kbp-2kbpに相乗的に作用して,遺伝子発現を著しく亢進させることを示した。
2)鰓後腺の分化形成機構の解析:TILLING法により得た3系統のクラスタリン遺伝子変異メダカ(F5, mut/wt)をそれぞれ交配し、F6 (mut/wt)を飼育している。また、F5( mut/wt)同士を交配後、high resolution melting法によりジェノタイピングして、F6 のmut/ mut個体およびwt/wt個体を選別し、研究基盤を整えた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Molecular cloning and functional characterization of two forms of Pax8 in the rainbow trout.2014

    • 著者名/発表者名
      N. Katagiri, Y. Uemae, J. Sakamoto, Y. Hidaka, T. Susa, Y. Kato, S. Kimura, & M. Suzuki.
    • 雑誌名

      Gen. Comp. Endocrinol.

      巻: 198 ページ: 22-31

    • DOI

      10.1016/j.ygcen.2013.12.009.

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi