研究課題
基盤研究(C)
フェロモンの記憶機構を解析するため、交尾にともなってフェロモンの記憶が形成される際に、副嗅球の相反性シナプスが形態変化を起こすことを、記憶に関わるニューロンを標識して電子顕微鏡で解析した。神経活動依存的にニューロンをGFPで標識するTgマウスを用いて解析した。交尾後、GFP陽性(記憶ニューロン)MT細胞と陰性細胞(非記憶ニューロン)を確認して、それぞれの相反性シナプスを計測したところ、記憶ニューロンのシナプスのサイズが大きい傾向にあった(記憶ニューロン288.7nm、非記憶ニューロン266.4nm)。この解析により、記憶にともなっておこる形態変化を、ニューロンレベルでも確認できる。
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