研究課題
基盤研究(C)
深海から表層域へと鉛直方向に分散したサバ亜目について錐体オプシン遺伝子の発現を調べた。その結果、表中層性のゴマサバとマラルソウダは緑および青オプシン遺伝子が各1種類であるのに、より表層に生息するアカカマスは両遺伝子が2種類ずつに重複していた。他方、深層に生息するタチウオとクロタチカマスからは青オプシン遺伝子は単離されず、緑オプシン遺伝子を持つものの、ロドプシン遺伝子の発現が多いことが示された。
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