研究課題
基盤研究(C)
本研究は、海洋性双翅目昆虫が、淡水から海水へ進出した起源地の可能性のある南米大陸に焦点を絞り、本グループの起源地、分散経路、種分化、多様性について解明することが目的である。南米大陸にける分布調査の結果、海浜性のアシナガバエは、熱帯から亜熱帯にかけて広範囲に分布するアシナガバエ科のミナミイソアシナガバエ属Cymatopusと、日本に分布するキタイソアシナガバエConchopus borealisが見つかった。この他には南米地域固有の属は見られなかった。
すべて 2012
すべて 雑誌論文 (1件)
Zootaxa
巻: 3159 ページ: 36–46