研究課題
基盤研究(C)
新規抗HIVレクチンのアクチノヒビン(AH)とHIVの表面糖鎖HMTGとの結合様式の詳細を解明し,創薬の構造基盤を確立するために,AHと標的オリゴマンノースとの複合体結晶のX線解析を行った.AHは水素結合に加えて多数の疎水性相互作用による鍵と鍵穴のドッキング方式で標的を特異的に認識し結合することを解明した.また,AH分子同士間で粘着し易い性質があり,これがAHの高い標的結合能の要因となっていることも見出した.これらの特徴から,AHは抗HIV薬剤として開発するに値する極めて有望な分子素材である事を明らかにした.
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Acta Crystallogr. Sect. F.
巻: 70 ページ: (submitted)
Acta Crystallogr. Sect. D.
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http://www.xtal.jp/BioSC/reports/index.html