研究課題
基盤研究(C)
葉緑体型ATP合成酵素の部分複合体であるα3β3γに存在する挿入配列とε阻害の関係を構造生物学的側面から理解するために、α3β3γεのX線結晶構造解析に取り組んだ。これまで、結晶化に適した変異α3β3γεの作成に成功し、結晶を得ることができたが、高分解能のデータはまだ得られていない。また、葉緑体型ATP合成酵素の活性制御に重要な挿入配列がどのように遠く離れた触媒部位であるβサブユニットに影響しているかを生化学的手法により検証し、γサブユニット上のN末端およびC末端のα-ヘリックスのコイルドコイル構造の相対的なズレが、挿入配列による活性制御効果をβサブユニットに伝達している可能性が示唆された。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (7件) 学会発表 (9件) 備考 (1件)
Biochem. Biophys. Res. Commun.
巻: 446 ページ: 358-363
10.1016/j.bbrc.2014.02.117
PLoS One
巻: 8(5) ページ: 64692013
10.1371/journal.pone.0064695
Antioxid.Redox. Signal
巻: 19 ページ: 1846-1854
10.1089/ars.2012.5044
巻: 7 ページ: 52534
10.1371/journal.pone.0052534
J. Biol. Chem.
巻: 287 ページ: 38695-38704
10.1074/jbc.M112.395053
Plant Cell Physiol
巻: 53 ページ: 626-34
10.1093/pcp/pcs018
巻: 286 ページ: 26595-26602
10.1074/jbc.M111.234138
http://www.se.kanazawa-u.ac.jp/bioafm_center/j/