研究課題
基盤研究(C)
動植物の細胞内pHは、原形質膜および細胞内酸性オルガネラ膜に存在するプロトンポンプATPaseによって精密に制御される。本研究では、液胞型V-ATPase複合体の構成分子(サブユニット)がその作動性に関わる機構を分子レベルで明らかにした。まず一分子観察法を用いて回転解析を行い、世界で初めて真核生物のV-ATPaseの回転速度を解明した。また、動植物のEサブユニットに共通のアミノ酸配列が、V-ATPaseの温度依存的触媒活性に関わる事を発見した。
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