研究課題
本研究を通して血餅退縮には、血液凝固XIII因子が血小板の外側から働くことが必要であることを示したが、内側(細胞質側)からの働きも関与している可能性を見出した。そこで今年度は、血小板細胞質中における血液凝固XIII因子トランスグルタミナーゼ基質の単離同定を試みた。血液凝固XIII因子トランスグルタミナーゼの作用により基質タンパク質のビオチン標識アミンを取り込ませ、モノメリックアビジンクロマトグラフィーにより精製した。95kDaの基質タンパク質が単離できた。
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実験医学
巻: 32 ページ: 2966-2971
http://www.igakuken.or.jp/biomembrane/