研究課題
基盤研究(C)
鞭毛・繊毛運動機構におけるチューブリン・ポリグルタミル酸化修飾の役割を解明するため、修飾酵素TTLL9を欠失していて長鎖グルタミン酸化の修飾ができないクラミドモナス突然変異株tpg1を用いて実験を行った。多数のダイニン分子種欠損変異株とtpg1の二重変異株の解析から、長鎖グルタミン酸化は、10 種以上存在する軸糸ダイニンのうち 内腕ダイニンeと呼ばれる特定の分子種の運動性だけに大きな影響を与えることが明らかになった。さらに、別種の変異株tpg2を単離し、その解析からFAP234というタンパク質がTTLL9の輸送と安定化に関与していることが判明した。
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