研究課題
基盤研究(C)
F1(V1)-ATPaseは、ATP駆動の回転分子モーターである。「どのような回転子なら回転運動が可能か」という視点から、回転子のどの領域が回転に寄与しているのかを調べた。回転軸と固定子の接触領域のうち、下部のわずかな部分だけを残した変異体が、回転速度、回転トルクともに野生型の半分程度を示した。これまでの結果と合わせると、回転子には回転に必要不可欠なアミノ酸は存在しないことになる。回転子には棒状構造だけが必要なのか、回転子のどの部分もある程度回転に寄与できるか、のいずれかであろう。
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