研究課題
基盤研究(C)
本研究では,一次繊毛においてチューブリンポリグルタミン酸化を調節している酵素の特定を目指し,TTLL1,TTLL6,CCP1という三つの酵素の特定に成功した.さらに,TTLL6の繊毛局在阻害,機能阻害により,チューブリンポリグルタミン酸化が繊毛軸糸の構造維持に必須であることを見出した.くわえて,ポリグルタミン酸化の低下と繊毛病ジュベール症候群との関連を示唆した.一次繊毛が高度に変形した網膜光受容細胞の維持には適切なポリグルタミン酸化レベルが必須であることを実証した.くわえて,CCP1の機能喪失によるポリグルタミン酸化レベル制御の破綻により光受容細胞内のタンパク質分布が異常になることを発見した.
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