研究課題/領域番号 |
23570225
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
丑丸 敬史 静岡大学, 理学部, 教授 (50262788)
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研究分担者 |
松本 雅記 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (60380531)
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キーワード | TOR |
研究概要 |
TORC1(TOR complex 1)によるリン酸化ターゲットの昨年度に網羅的に解析していた。本年度は、その中からいくつかの候補タンパク質を絞って詳しい研究を開始した。その中の一つ、X(未発表のため名前は出せない)はTORとの関連がこれまでも示唆されていたが、それがどのように制御されていたのかは不明のタンパク質であった。現在、そのタンパク質のリン酸化部位をアラニン(非リン酸化型)もしくはアスパラギン酸(疑似リン酸化型)に置換した変異タンパク質を解析して、その局在、安定性、機能がどのように影響を受けるかを検証している。 一方、間接的にTORC1のリン酸化制御を受けていると思われるタンパク質Y(未発表のため名前は出せない)を、タンパク質の安定性の検証から見出した。そのシグナル伝達系を明らかにしたので現在、論文投稿準備中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
最終年度に向けて順調に予定通り研究は進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度(H25)で、上記Xにおけるリン酸化の意義とリン酸化制御系を明らかにすることが一番の目標である。
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次年度の研究費の使用計画 |
該当なし
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