研究課題
基盤研究(C)
ヒトフォーク因子複合体はS期のクロマチン画分でリン酸化型Mcm4を特異的に含むことを見出した。次に、マウスES細胞で発現解析したところ、フォーク因子や複製タイミング制御因子Rif1が高発現していた。発現抑制の実験などにより、Rif1の発現はES細胞の自然分化を抑制しiPS細胞の形成効率に必要である一方、多能性を亢進する二細胞期の遺伝子群を抑制するという双方向の作用を持つことがわかった。また、Rif1が分化誘導において重要な遺伝子のプロモーター領域に結合することも見出した。
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Br. J. Cancer
巻: 109 ページ: 3042-8
Biological Chemistry
巻: 287 ページ: 23977-23994
http://www.igakuken.or.jp/genome/