研究課題
基盤研究(C)
成体アフリカツメガエルの網膜再生は、主に色素上皮細胞(RPE)の分化転換による。この過程で、RPE細胞は、まず基底膜から遊離し、次に残置の網膜血管膜に移動後、再び上皮シートを形成し、網膜へ分化する。つまり、上皮形成→遊離→上皮再形成という変化が見られ、細胞間結合状態は変化する。器官培養モデルでこのような細胞結合動態の変化を再現できるので、網膜再生に必要な転写因子、RxおよびPax6の発現に注目して、これが細胞間結合や細胞基質間結合状態によりどのように変化するのかを調べた。その結果、Rxの発現には基底膜からの遊離が必要であり、またPax6の発現後は次第にGap結合が失われる事がわかった。
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http://www.nara-wu.ac.jp/bio/develop/menu.htm