研究課題
基盤研究(C)
寄生者であるウイルスと宿主は共進化の中で変化する。申請者は実験室内モデル共進化系を構築し、RNAウイルスと宿主がいかに共進化するのかを研究してきた。本研究では宿主大腸菌のゲノム変化に着目し、その経時変化を大規模シークエンス解析を用いて分析・評価する。それにより、宿主がどのようなゲノムの変化を伴って共進化したのかを明らかにした。さらに、得られたFプラスミド上のtraQ遺伝子上への1箇所の非同義変異が大腸菌の示すQβに対する部分抵抗性の責任遺伝子であることを強く示唆する結果を得た。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (9件) 備考 (1件)
Archives of Virology
巻: Vol.157(11) ページ: 2163-2169
PLoS Genetics
巻: Vol.7 (8) ページ: e1002188
Molecular Systems Biology
巻: Vol.7 ページ: 493
http://nature.cc.hirosaki-u.ac.jp/public/akiko-kashiwagi/