研究課題
基盤研究(C)
ショウジョウバエの共生細菌スピロプラズマには宿主の雄を胚発生期に殺すものがいる。本研究では、まず、雄殺し2系統、非雄殺し1系統のスピロプラズマに感染しているファージの全ゲノム配列を決定した。解析の結果、近縁のスピロプラズマにおいて病原性因子とされている遺伝子群が見つかった。次にファージの動態を調べたところ、ファージ系統によって異なる挙動を示すことがわかった。さらに、ファージ遺伝子の発現量を調べることにより、雄殺し系統で発現量が高い遺伝子を同定した。
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PLos Pathogen
巻: Vol.10 ページ: e1003956
10.1371/journal.ppat.1003956
http://www.aist.go.jp/aist_j/aist_repository/index.html