研究課題
基盤研究(C)
天然に豊富に存在する未利用資源のセルロース系バイオマスを原料に抗生物質を生産できる放線菌を育種する目的で、土壌よりセルラーゼ高分泌性のストレプトミセス属放線菌C42株を分離した。本株が有する9種全てのセルラーゼ遺伝子群を利用して放線菌用セルラーゼ発現ベクターを作成した。本ベクターを導入したセルラーゼ非分泌性放線菌はセルラーゼ分泌性に転換したが、C42株と異なりセルロースやろ紙を消化できなかった。また、別の放線菌より単離した酵素遺伝子群を利用してセルロースのセルラーゼ分解で生じるセロビオースを利用可能に導く発現ベクターも作成した。今後、これらベクター内の遺伝子群の発現の強化などの改良を進める。
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Int. J. Soc. Mater. Eng. Resour
巻: 20(2014年10月発行予定) ページ: 2
The Proceeding of the Seventh International Conference on Materials and Engineering for Resources 2013 AKITA
巻: 1 ページ: 342-346