研究課題
基盤研究(C)
N-ミリストイル化タンパク質は、その過剰発現や変異ががんをはじめとする疾患と直接関与することが明らかにされているが、ヒトゲノム中に存在するN-ミリストイル化タンパク質の網羅的探索は成されていない。 本研究では、新規バイオマーカーの探索を目的として、主として無細胞タンパク質合成系を用いた代謝標識法により、約6,300個のヒトcDNAクローンからN-ミリストイル化タンパク質を網羅的に同定した。その結果、35 個もの新規N-ミリストイル化タンパク質が見出され、これらの中に多数の細胞情報伝達関連タンパク質やバイオマーカーとなり得る疾患関連タンパク質が含まれる事が明らかになった。
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Journal of Biochemistry
巻: (in press)
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http://www.agr.yamaguchi-u.ac.jp/member/utsumi/index.html