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2013 年度 研究成果報告書

食品を用いた抗原特異的な免疫抑制法の確立とメカニズムの分子生物学的解析

研究課題

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研究課題/領域番号 23580159
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食品科学
研究機関東京農工大学

研究代表者

好田 正  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (20302911)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード免疫寛容 / T細胞アナジー / トランスクリプトーム解析
研究概要

本研究では,アレルギーの治療への応用を目指し,減感作療法のメカニズムを分子レベルで解明することを目的としている.本研究により,T細胞における免疫寛容と活性化の誘導の決定にカルシウムシグナルとJNKシグナルの強度のバランスが重要であり,それらの強度を薬剤により変化させることで,寛容化と活性化を任意に制御出来ることをin vitroにおいて実証した.さらに,次世代シーケンサーを用いたトランスクリプトーム解析により寛容化T細胞において発現が変化する遺伝子を網羅的に同定し,その中から,寛容誘導時においても発現が上昇している遺伝子を同定した.これらの知見は免疫寛容を安全確実に誘導する方法の確立に繋がる.

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2014 2013 2012 2011

すべて 学会発表 (6件)

  • [学会発表] 次世代シーケンサーを用いたアナジー化T細胞で発現が変動する遺伝子の網羅的解析2014

    • 著者名/発表者名
      吉岡雄介,古崎利紀,石井一夫,服部誠,好田正
    • 学会等名
      日本農芸化学会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2014-03-28
  • [学会発表] 食品アレルギー予防ワクチンへ向けて2014

    • 著者名/発表者名
      好田正
    • 学会等名
      日本農芸化学会関東支部例会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2014-02-01
  • [学会発表] T細胞のアナジー化によって発現が変動する遺伝子のトランスクリプトーム解析2013

    • 著者名/発表者名
      吉岡雄介,好田正
    • 学会等名
      日本食品免疫学会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2013-10-17
  • [学会発表] T細胞アナジーにおけるユビキチン化タンパク質の分解の役割2013

    • 著者名/発表者名
      安達悠,水口洋平,中嶋暁子,山本愛,服部誠,好田正
    • 学会等名
      日本農芸化学会
    • 発表場所
      仙台
    • 年月日
      2013-03-26
  • [学会発表] T細胞の活性化とアナジー化の決定においてカルシウムシグナルとのバランスの一翼を担うシグナルの同定2012

    • 著者名/発表者名
      安達悠,服部誠,好田正
    • 学会等名
      日本食品免疫学会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2012-10-16
  • [学会発表] T細胞の活性化とアナジー化におけるMAPKシグナルの役割2011

    • 著者名/発表者名
      安達悠,服部誠,好田正
    • 学会等名
      日本食品免疫学会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2011-10-18

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公開日: 2015-07-16  

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