研究課題
基盤研究(C)
腸管の絨毛を構成する上皮細胞は,タイトジャンクション近傍に存在するフィブロネクチンを介して水溶性食物繊維のペクチンの化学構造を認識すること,またその結果,α5β1インテグリンを介して細胞内に情報を伝達し,細胞表面に存在するヘパラン硫酸糖鎖の硫酸化構造を変化させていることを明らかにした。これは,食物繊維の機能性が,従来知られている分子のかさ高さによって発揮される物理化学的性質や,大腸における腸内細菌を介した二次代謝産物に起因するものに加え,直接的な細胞応答に起因する可能性を新たに示したものである。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
Biosci. Biotechnol. Biochem
巻: 77 ページ: 2137-2139
10.1271/bbb.130392
巻: (in press)
10.1080/09168451.2014.891937
http://gifu.yabets.info/projects/yabe/yabeprojectpectin