研究課題
基盤研究(C)
OTfとサルファ系抗生物質が相互作用してコンプレックスが形成され、サルファ系抗生物質の難水溶性が改善されたことが確認できた。また、サルファ系抗生物質とOTfのコンプレックスは、OTfや抗生物質を単独で用いるよりも、様々な病原菌に対して強い抗菌活性を示した。さらに、OTfは、細菌やヒト細胞の表面に存在するトランスフェリンレセプターに対して、選択的に結合することが明らかにされている。したがって、OTfは、サルファ系抗生物質を細菌または感染された細胞へと運ぶ「キャリア―」として、特異的な新規薬物送達戦略の開発に期待ができる。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 8件) 備考 (1件)
Intl. J. Mol. Sci
巻: (in press)
J. Agri. Food Chem
巻: 61 (26) ページ: 6358–6365
Outlook on Developing Drugs. Open Access
ページ: 1-2
J. Anim. Sci. (JAS)
巻: 90 (6) ページ: 1747-1755
巻: 59 (18) ページ: 10336-10345
Eur. J. Pharm. Sci
巻: 42 ページ: 130-137
http://chem.agri.kagoshima-u.ac.jp/~hishamri/