研究課題
基盤研究(C)
本研究では食品中機能性成分であるポリフェノールの代謝産物を合成するために、哺乳動物由来UDP-グルクロン酸転移酵素(UGT)及び硫酸基転移酵素(SULT)の出芽酵母発現系の構築を行なった。グルクロン酸抱合についてはUGT及びUDP-グルコース脱水素酵素(UGDH)の同時発現株を構築し、静止菌体における部位特異的なケルセチン抱合体の合成に成功した。また、ヒト由来SULT発現酵母株を用いて硫酸化ケルセチン合成にも成功した。ヒトを含めた哺乳動物由来UGT及びSULT発現出芽酵母株を用いた食品成分代謝物調製技術はポリフェノールなどの機能性を評価する上で重要なツールとして有用である。
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http://www.pu-toyama.ac.jp/BR/sakaki/