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2013 年度 研究成果報告書

水欠乏により大量に作られるポプラのLEAタンパク質の機能解明と機能改変

研究課題

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研究課題/領域番号 23580217
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 森林科学
研究機関独立行政法人森林総合研究所

研究代表者

西口 満  独立行政法人森林総合研究所, 生物工学研究領域, 主任研究員 (80353796)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードポプラ / LEA / 環境ストレス / 遺伝子組換え / 耐塩性 / 発現機構 / 樹木
研究概要

樹木の環境ストレス応答機構に関わるLEAタンパク質の機能を解明するために、ポプラのLEAタンパク質遺伝子の機能解析を行った。他植物のLEAタンパク質の配列に基づいて、ポプラから複数のLEAタンパク質のcDNAを単離し、塩基配列を決定した。LEAタンパク質遺伝子のうち、PnLEA1遺伝子の発現は、乾燥や高塩、低温で誘導された。PnLEA1を発現している大腸菌は高塩培地での初期増殖が回復したことから、PnLEA1が高塩環境下における細胞の初期適応性を高めることが分かった。一方、PnLEA1を過剰発現する遺伝子組換えポプラの乾燥耐性は、対照のベクター組換えポプラとほぼ同じだった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2014 2013 2012

すべて 学会発表 (4件)

  • [学会発表] 乾燥ストレス応答に関わるポプラのLEAタンパク質遺伝子の発現と性質2014

    • 著者名/発表者名
      西口満
    • 学会等名
      第125回日本森林学会大会
    • 発表場所
      大宮ソニックシティ(埼玉県さいたま市)
    • 年月日
      2014-03-28
  • [学会発表] 水欠乏により誘導されるポプラのLEAタンパク質の機能解析2013

    • 著者名/発表者名
      西口満
    • 学会等名
      第124回日本森林学会大会
    • 発表場所
      岩手大学(岩手県盛岡市)
    • 年月日
      2013-03-27
  • [学会発表] ポプラの乾燥誘導性LEAタンパク質遺伝子の機能解析2012

    • 著者名/発表者名
      西口満
    • 学会等名
      第35回日本分子生物学会年会
    • 発表場所
      福岡国際会議場(福岡県福岡市)
    • 年月日
      2012-12-14
  • [学会発表] 遺伝子組換え樹木の創出のためのポプラ環境ストレス耐性遺伝子の探索2012

    • 著者名/発表者名
      西口満、古川原聡、横田智、毛利武、田原恒、掛川弘一、楠城時彦
    • 学会等名
      第123回日本森林学会大会
    • 発表場所
      宇都宮大学
    • 年月日
      2012-03-28

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公開日: 2015-07-16  

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