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2013 年度 研究成果報告書

水みち上の樹木の特徴を用いた斜面崩壊発生場所の予測手法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 23580222
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 森林科学
研究機関独立行政法人森林総合研究所

研究代表者

多田 泰之  独立行政法人森林総合研究所, 関西支所, 主任研究員 (40397518)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード崩壊 / 水みち / 樹木 / 樹高
研究概要

崩壊箇所を精度よく予測するために,樹高を用いて地下水の多い場所を推定する手法を開発した。水みち上とそれ以外の場所のヒノキ林の樹高,直径を比較した。水みち上の樹木は,水みち以外の場所よりも樹高,直径が大きく,成長がよいことが明らかとなった。
次に,スギの人工林において高密度のレーザー測量を行い,樹高の高い林分と危険な地形の関係を比べた。結果として,崩壊しやすい0次谷や地すべり地形,断層地形などの一部で,周囲に比較して樹高が高く,地下水が豊富である場所を抽出することができた。本研究によって,山地の広域において樹高を指標として崩壊発生に関与する地下水の豊富な場所を推定できることが明らかとなった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)

  • [雑誌論文] 古今近畿水害の特徴とその差異2013

    • 著者名/発表者名
      多田泰之,大丸裕武,三森利昭
    • 雑誌名

      砂防学会誌

      巻: Vol.65,No.5 ページ: 58-64

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 地下流水音による斜面崩壊発生場所の予測2012

    • 著者名/発表者名
      多田泰之
    • 雑誌名

      平成24年度(社)地すべり学会関西支部シンポジウム論文集「表層崩壊予測の可能性」

      ページ: 49-66

    • 査読あり

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公開日: 2015-07-16  

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