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2013 年度 研究成果報告書

細胞培養の三次元足場材料としてのセルロースヒドロゲル

研究課題

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研究課題/領域番号 23580226
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 木質科学
研究機関東京大学

研究代表者

和田 昌久  東京大学, 農学生命科学研究科, 准教授 (40270897)

連携研究者 木村 聡  東京大学, 大学院農学生命科学研究科, 助 教 (00420224)
研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードセルロース / ヒドロゲル / 孔径制御 / 細胞培養 / 足場材料
研究概要

無灰セルロースを60 wt% 臭化リチウム水溶液に120℃で溶解し、そのセルロース溶液をあらかじめ120℃で温めておいた大過剰の食塩粒子が入った容器へ注いだ。その後、室温まで冷却して再生ゲル化させ、水洗によって臭化リチウムと食塩粒子を除去することで均一かつ大孔径(100μm以上の孔径)のセルロースヒドロゲルを調製する手法を確立した。また、食塩粒子のサイズによってセルロースゲルの孔径や力学特性も制御できることが明らかになった。そして、このセルロースゲルを足場材料に用いてウサギ軟骨細胞を培養した。その結果、良好な軟骨細胞の増殖と軟骨への分化が確認でき、足場材料として適用出来る可能性が示唆された。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 2013

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Cellulose dissolution in aqueous lithium bromide solutions2014

    • 著者名/発表者名
      Y.J. Yang, J.M. Shin, T.H. Kang, S. Kimura, M. Wada, U.J. Kim
    • 雑誌名

      Cellulose

      巻: 21(3) ページ: 1175-1181

    • DOI

      10.1007/s10570-014-0183-9

  • [学会発表] セルロースを基材とした細胞足場材料の調製2013

    • 著者名/発表者名
      駒宮健大、磯部紀之、木村聡、和田昌久、金雄鎭
    • 学会等名
      セルロース学会第20回年次大会
    • 発表場所
      京都大学宇治キャンパスおうばくプラザ(京都府)
    • 年月日
      2013-07-18

URL: 

公開日: 2015-07-16  

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