研究課題/領域番号 |
23580234
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 東京農業大学 (2012-2013) 高崎健康福祉大学 (2011) |
研究代表者 |
江口 文陽 東京農業大学, 地域環境科学部, 教授 (60337467)
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連携研究者 |
吉本 博明 DKラボラトリー (30516919)
宮澤 紀子 高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 助教 (20348147)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | きのこ / 生活習慣病 / 血小板凝集抑制 / ケモカイン遺伝子発現抑制 / 機能性食品 / 子実体 / 担子菌 / 微生物 |
研究概要 |
きのこの子実体熱水抽出物には、血小板凝集抑制作用を有することがわかった。血小板凝集は、血小板のPAFレセプターに結合して惹起される。多くのきのこの血小板凝集抑制効果はCOXにより代謝生成されるTXA2によって促進するだけでなく、細胞膜リン脂質の1-アルキルフォスファチジルコリンからPLA2により代謝される領域、すなわちPLA2阻活性によるものと確認した。血管内皮の破壊から血小板濃染顆粒を経て産生される内因性のADP惹起による抑制も確認した。きのこを生活習慣病の予防等で活用するためには生産地、品種、栽培法、品質管理の研究や技術の開発が必要不可欠であることを提言する基盤情報を本研究成果として得た。
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