研究課題
基盤研究(C)
サイトカインは、免疫系の数々の調節に関与する低分子のタンパク質で魚類でも数多くが同定されている。このサイトカインの発現の動態を調べることによって自然免疫応答を解析することが可能であるかについて検討した。19種類のフグのサイトカイン遺伝子の網羅的な定量発現解析が出来るMultiplex RT-PCRシステムを構築し、それを用いてプロバイオチィクス効果を示すLactobacillus paracasei spp. paracasei の有効性について検討した。その結果、本菌はフグの炎症性サイトカインを誘発することにより、病原体に対する抵抗性を増加させることが明らかとなった。
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http://www.agr.miyazaki-u.ac.jp/~abs/index.html