研究課題
基盤研究(C)
交雑フグ体内中の毒性およびTTXの移行/蓄積/代謝メカニズムと同様に毒蓄積能力と遺伝形質を明確にするために日本沿岸から20個体の自然交雑フグを集めて、それらのミトコンドリアおよび核DNAの分析によって親を識別し、それらの部位別毒性を求めた。その結果、今回の試料には、シマトラ、マゴマ、マトラ、トラゴマ、トラマの5種が存在し、皮や筋肉にも毒を保有する個体があることがわかった。また、人工交雑して得たトラマとトラクサでは、TTXを投与すると主としてまず肝臓へ移行し、次いで皮や卵巣にこれを運搬・蓄積した。一方、クサトラの雄ではTTXは精巣へも移行・蓄積した。
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