研究課題
基盤研究(C)
流域内の各土地利用(水田,転作田,山地,市街地,集落排水処理施設)からの流出水について,降雨時を含めた詳細な水文観測と多項目水質分析を行い,水質濃度と負荷量の特徴を整理し,流出量と負荷量の関係式に基づいて流域からの流出負荷量とその濃度を推定できるようにした.その結果,各土地利用の流出水量の管理によって流域からの流出水の濃度の高低だけではなく,イオンバランスが変化することが示された.また,放射性セシウムに着目すると,降雨に伴う流出水中の懸濁物質の粒径組成の変化が重要な因子となることがわかった.
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Journal of Water and Environment Technology
巻: 12(2) ページ: 151-160
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jwet/12/2/12_151/_pdf