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2013 年度 実績報告書

気候変動で頻発が予想される中小規模の高潮災害低減技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 23580341
研究機関独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構

研究代表者

桐 博英  独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究所・水利工学研究領域, 主任研究員 (60360385)

キーワード気候変動 / 高潮 / 海岸堤防
研究概要

既存の海岸堤防の上部に設置し,気候変動の影響で将来増加すると考えられる中小規模の高潮に伴う溢水被害を軽減する自己起立型補助堤防(以下,「補助堤防」という)について,24年度までに製作した1/3スケール模型による水理模型実験を通じて外水位と起立角度の関係を数式化した。これにより,所定の外水位で起立するのに必要な補助堤防の形状を設計できるようになった。また,1/3スケールの模型では,補助堤防の遮水板の下部に取り付けた車輪が起立時に左右にぶれることにより遮水が不十分になるなど設計上の問題点が抽出されたが,これを改善するとともに現地に設置した場合でも微細な砂などが混入して動作が不良にならないよう部材の見直しを行い,実スケールの補助堤防模型を製作した。その動作機構を水理模型実験で検証した。
本研究の成果は,特許申請に向けて準備を進めているため,25年度内の成果の公表を見合わせた。今後,26年度の農業農村工学会大会講演会で発表するとともに,プレスリリースをおこなうよう準備を進めている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 沿岸地域の溢水被害を軽減する自己起立型補助堤防の開発2014

    • 著者名/発表者名
      桐 博英,中矢哲郎,安瀬地一作,丹治 肇,成岡道男
    • 学会等名
      平成26年度農業農村工学会大会講演会
    • 発表場所
      朱鷺メッセ(新潟県新潟市)
    • 年月日
      20140826-20140828

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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