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2013 年度 実績報告書

肝臓に発現する新規リポ蛋白レセプター(LRP12)の機能解析-脂質代謝制御基盤-

研究課題

研究課題/領域番号 23580385
研究機関東京農工大学

研究代表者

佐藤 幹  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (20250730)

キーワードニワトリ / 肝臓 / リポ蛋白 / 脂質代謝
研究概要

本年度は、前年度までに得られた結果を基にして新規リポ蛋白レセプターであるLRP12の新規リポ蛋白レセプターであるLRP12の未だ明らかとなっていないLRP12の発現制御の可能性を明らかにした。まず、鶏LRP12のpGL4.10 (Luciferaseがレポーター, Promega)にLRP12 promoterをコンストラクトし、鶏初代肝細胞に導入して、プロモーターアッセイによる発現制御の実験系を構築した。この実験系を用いて本レセプターの発現を制御する栄養素、あるいはホルモンを検索したが、本レセプターは他のリポ蛋白レセプターとは異なり、コレステロールなど栄養素、およびインスリンなどのホルモンに影響を受けないことが明らかとなった。そこで、LRP12の発現が産卵期に増加することに着目して、その代謝的意義を明らかにすることを試みた。その結果、LRP12は産卵期に特徴的な血中の多量な脂質の酸化を防ぐために発現がかわらず、肝臓→血中脂質→肝臓の脂質リサイクリングに重要な役割を果たしているものと推測された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Characterization of the expression profiles of adipogenesis-related factors, ZNF423, KLFs and FGF10, during preadipocyte differentiation and abdominal adipose tissue development in chickens.2013

    • 著者名/発表者名
      Matsubara ,Y., Aoki, M., Endo, T., Sato, K.
    • 雑誌名

      Comp Biochem Physiol A.

      巻: 165 ページ: 189-195.

    • DOI

      10.1016/j.cbpb.2013.04.002.

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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