研究課題
基盤研究(C)
マウス体細胞核移植(SCNT)胚の産仔への発生は、そのエピジェネティックス調節の異常やX染色体の不活化(XCI)異常などの多くの異常によって著しく抑制されている。本研究では、そのような問題を解決する方法として、1) SCNT胚を1 mM バルプロ酸で4細胞期から24時間処理する方法、2) SCNT直後にd-BSAを注入する方法、そして3) SCNT直後からのトリコスタチンA(TSA)とビタミンCの併用処理する方法を開発し、特にTSAとVCの併用処理は、非常に簡便かつ高効率にクローン産仔が得られる前例のない方法である。
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