研究課題
基盤研究(C)
わが国の野生鹿の57.8% (26/45)は少なくとも2種のBartonella属菌を保有しており,その水平伝播にはシラミバエが関与していることが示された。ニホンアナグマおよびテンの各1頭から分離された株は,それぞれB. clarridgeiaeおよびB. washoensisと近縁であったが,遺伝子系統解析では,各動物に固有のBartonella属菌であると考えられた。沖縄県のマングースの15.9%(10/63),千葉県のハクビシンの3.8%(1/26)から初めてBartonella henselaeが分離されたことから,両動物種は猫ひっかき病の新たな感染源となる可能性が示唆された。
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