研究課題
基盤研究(C)
セルロースの触媒加水分解では、糖の過分解で生じる5HMFが副生され宿主の生育を阻害することから、5HMF耐性を持った大腸菌を検索し、使用する糖濃度の範囲でポリマー生産性に障害とならない宿主大腸菌LS5218株を選抜した。また、改良した微生物工場がキシロースとグルコースの単独使用だけでなく、混合糖液においてもポリマー生産に十分適応可能であることを示した。実際に非可食バイオマスから調製した各種不純物を含む混合糖液においても十分なポリマー生産能力を示した。以上の研究結果から、本研究目的である非可食バイオマス糖化物を炭素源としたバイオポリエステルを生産するまでの一貫プロセスの開発することができた
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