研究課題/領域番号 |
23580455
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
服部 武文 徳島大学, 大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 准教授 (60212148)
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研究分担者 |
酒井 温子 奈良県森林技術センター, 木材利用課, 主任研究員 (90205708)
梅澤 俊明 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (80151926)
吉村 剛 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (40230809)
鈴木 史朗 京都大学, 生存圏研究所, 助教 (70437268)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 銅除去 / 銅耐性菌 / オオウズラタケ / チョークアナタケ / シュウ酸 / シュウ酸銅 / 銅運搬 / 木材防腐剤 |
研究概要 |
銅耐性木材腐朽菌オオウズラタケ、チョークアナタケを、銅含有木材ブロックと培養した。腐朽による重量減少が無い培養2週間で、菌から分泌されたシュウ酸は、シュウ酸銅鉱物moolooiteを木材表層に形成させた。その時点で、moolooiteと木材表層の菌糸を除去すると、オオウズラタケで42.9%、チョークアナタケで34.7%の銅が除去された。加えて、オオウズラタケは、木材ブロックから離れた地点まで、銅を運搬していることが示された。さらに、オキサロ酢酸加水分解酵素は、シュウ酸生合成の主要な酵素であることを、遺伝子発現量を比較し明らかにした。
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