研究課題
基盤研究(C)
本研究課題遂行のために、含窒素複素環の窒素原子が四級塩化された構造をもつ新規キラルイオン性リガンドを種々合成した。それらのイオン性リガンドを Ru および水素源としてギ酸と、反応媒体としてイオン液体を用いた触媒的不斉水素移動型還元反応 (CATH) を行い、プロキラルケトンの不斉還元よって触媒活性を評価した。さらに、反応系を繰り返し再利用できる CATH (RCATH) へと展開した。このことによって、複素環の特性を利用した環境調和型有機合成反応の開発を達成することができた。また、この本法は、医薬品の不斉合成に応用可能であった。
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Heterocycles
巻: 87 (1) ページ: 177-191
Chem. Pharm. Bull
巻: 60 (11) ページ: 1461-1467
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http://ph.mukogawa-u.ac.jp/~yakka1/