研究課題
基盤研究(C)
本研究は、細胞膜透過性ペプチド(CPPs)を基盤ツールとするバイオ薬物の非侵襲的送達システムの創製の確立と臨床開発への橋渡し研究を目的とし以下の成果を得た。1)CPPsによる膜透過促進作用の主要機構を解明、2)人工ニューラルネットワークによるin silico探索研究により天然のCPPsより優れた新規ペプチド配列(PenetraMax)を発見し特許化、3)in vivo毒性試験によりCPPsは局所的にも全身的にもは高い安全性を有することを示した。さらにCPPsを用いた臨床製剤の創製に向けた基礎的知見が得られ、これらの結果を踏まえ経口PETイメージング研究を進めるための実験系の確立も達成できた。
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