次年度の研究費の使用計画 |
平成23年度は、(1)Pex3p結合タンパク質を同定するためにPex3pを欠損させた酵母Pichia pastorisにPex3p-Hisを発現する株を作製すること、(2)ヒトならびにトリパノソーマのPex5p-His、GST-Pex14pを調製し、Pex14pとPex5pとの結合量を定量化するELISA assay系を構築することに集中した。その結果、Pex14pとPex5pとの結合を阻害する化合物スクリーングは平成24年度になった。よって、そのための消耗品費を平成24年度に繰り越した。繰越金644,050円を併せた直接経費1,844,050円について、1,744,050円を消耗品費(原虫治療薬候補化合物スクリーニングを含めた生化学一般試薬、遺伝子関連試薬、培養関連試薬・器具、実験動物・飼料費)とする。また、100,000円を旅費として計上する。
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