次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度は、①酵母Pichia pastorisにPex3p-Hisを発現する株ならびにhuman cDNAライブラリーを用いたyeast two-hybrid法により、Pex3p結合タンパク質を見出し、ペルオキシソーム膜形成を制御する新たな因子を同定する。②ヒトならびにトリパノソーマのPex5p、Pex14pの結合を定量化するELISA assay系を用いて、トリパノソーマ感染治療薬の候補化合物を発見する。本年度は、バリデーション等の検討が必要であり、化合物スクリーングは平成25年度になった。よって、そのための消耗品費を平成25年度に繰り越した。繰越金555,000円を併せた直接経費1,755,000円について、1,655,000円を消耗品費(原虫治療薬候補化合物スクリーニングを含めた生化学一般試薬、遺伝子関連試薬、培養関連試薬・器具、実験動物・飼料費)とする。また、100,000円を旅費として計上する。
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