研究課題/領域番号 |
23590081
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 九州保健福祉大学 (2012-2013) 長崎大学 (2011) |
研究代表者 |
伊藤 潔 九州保健福祉大学, 薬学部, 教授 (50201926)
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研究協力者 |
芳本 忠 摂南大学, 理工生命, 教授 (60088870)
中嶋 義隆 摂南大学, 理工生命, 准教授 (80372770)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | ペプチダーゼ / オリゴペプチダーゼB / アミノペプチダーゼ / S9ファミリー / M1ファミリー / 基質特異性 / 基質阻害 |
研究概要 |
脳に豊富に存在するアミノペプチターゼが属するM1ファミリーやトリパノソーマ感染に重要なオリゴペプチダーゼBを含むS9ファミリー酵素群は、ペプチドの切断活性を担う領域を覆う特異な構造を有するため分子サイズが大きいのが特徴である。2種類の高分子量ペプチダーゼを材料として研究を行い、活性発現に重要ないくつかのアミノ酸残基の機能を明らかにするとともに、構造解明に不可欠な酵素結晶の作成条件を見出すことに成功した。これらの成果は、脳内アミノペプチダーゼ酵素群の役割の解明とある種の微生物感染症の新たな化学療法の可能性として重要である。
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