研究課題
基盤研究(C)
本研究では,免疫反応の調節に重要な役割を果たしている樹状細胞やマクロファージの機能に対するアドレナリンおよびノルアドレナリンの作用について検討した.その結果,アドレナリン受容体刺激によってアレルギー増悪因子(IL-33),抗ウイルス分子(REDD1),組織修復関連分子(トランスグルタミナーゼ2)の発現が上昇することを見出した.これらの結果は,炎症・免疫・組織修復反応が交感神経系によって制御されていることを示唆する.アドレナリンおよびノルアドレナリンはストレスによって交感神経系より分泌されることから,今回得られた知見は,ストレスと炎症・免疫疾患との関係を解明する手がかりとなる.
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Immunobiology
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http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~byoutai/