研究課題
基盤研究(C)
近年,腫瘍細胞の浸潤・転移には,機能発現に亜鉛が必須である転写因子Snailや,プロテアーゼADAM10およびADAM17が関与していることが見いだされてきた.本研究では,亜鉛特異的な配位子に蛋白認識部位を連結させるという方法論で,これらの蛋白質を特異的に阻害する化合物を合成することを目的とした.我々が開発したピリジンと2つのシステアミンからなる亜鉛特異的な配位子に,ADAM認識部位として2-フェニルキノリン骨格,または,ブチニル基を持つ化合物を合成することができた.現在,tertブチル基の脱保護について検討中である.
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