研究課題
基盤研究(C)
N-ニトロソ化合物はヒト体内でも生成する強力な発がん物質であり、ヒトがんの原因として重要な位置を占める。活性酸素発生系を用いてN-ニトロソ-N-メチルペンチルアミンを処理して生成する変異原を単離し、構造決定を試みたところ、環状構造をもつ変異原を単離したことから、N-ニトロソジアルキルアミンの新規活性化経路を明らかにした。一方、N-ニトロソ-N-メチルブチルアミンから生成した変異原Xの活性発現に至る経路の解明を目的とし、変異原Xの基本構造をもつピラゾリン類を合成し、変異原性発現に及ぼす構造の影響を検討したところ、1位窒素原子の酸化が変異原性発現機構に重要であることがわかった。
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