研究課題
基盤研究(C)
CYP3Aヒト化マウスを用いた検討により、肝におけるCYP3A4の発現量には性差が存在するが、小腸においては存在しないこと、およびエストロゲンによりCYP3A4の発現が正に制御されていることが示唆された。しかし、エストロゲンによるCYP3A4の制御メカニズムはエストロゲン受容体αの直接的な作用とは異なると考えられた。さらに、肝ではCYP3A4の誘導作用に性差が認められるのに対し、小腸ではそのような性差が認められないことが明らかとなった。以上より、これまでヒトでは詳細な解析が困難であったCYP3A発現における性差が、CYP3Aヒト化マウスにおいて検証された。
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J Lipid Res
巻: Vol. 54, No. 8 ページ: 2060-2068
http://www.p.chiba-u.ac.jp/lab/yakubutu/framepage4.htm