研究課題
基盤研究(C)
ラットを用いた検討により、薬物の消化管吸収にP-gpおよびOATPが関与している可能性が示され、それらの影響に消化管部位差が存在することが示唆された。また、OATP2B1上には特徴の異なる複数の基質結合部位が存在することが示唆された。一方、CYP3A代謝評価ではCYP3A4のみならずCYP3A5を考慮することの重要性が、CYP2C19を介した薬物間相互作用評価では代謝物の影響を考慮することの重要性が示された。本研究成果によって、より高精度な薬物吸収性評価法を提唱するために、トランスポーター活性、代謝酵素活性ならびにそれらの消化管部位差や結合サイトなどの情報を組み込むことの重要性が示された。
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