研究課題
基盤研究(C)
膵β細胞における内因性NO合成酵素阻害物質ADMAによるNO産生調節機構と末梢体内時計との関係、およびその糖尿病病態への関与を調べた。まず、β細胞におけるADMA代謝酵素DDAH2の発現が高血糖条件下で低下することを見出し、糖尿病病態下ではADMA蓄積によりNO産生が抑制されていることが示唆された。しかし、β細胞におけるNO-cGMP系と末梢体内時計との関係は検出されなかった。一方で、食事により腸管から分泌されるGLP-1存在下において体内時計同調因子であるメラトニンがインスリン分泌を抑制することが示唆され、β細胞機能調節において食事と体内時計が関連している可能性が示された。
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http://w3pharm.u-shizuoka-ken.ac.jp/pharmaco/