研究課題
基盤研究(C)
抗がん剤の耐性因子(P-糖タンパク質;Pgp)の発現にARF-GEP100(GEP100)が関与しているかを抗がん剤のDoxorubicin(DOX)を用いて耐性細胞を作製し検討した。その結果、Pgpの発現が確認されるとGEP100の増加が認められ、Pgpに対する抗体を用いて、免疫沈降を行ったところ、GEP100はPgpとともに共沈した。siRNAを作成し検討したところ、ARF6のノックダウンではPgpやGEP100の発現は変化しなかった。以上のことから、GEP100は、Pgpの発現にともなって増加し、ARF6が関与しない新たなpathwayによってPgpの発現に影響を与えることが示唆された。
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International Journal Oncology
巻: Vol. 41(3) ページ: 862-868
10.3892/ijo.2012.1507
http://www.tohoku-pharm.ac.jp/laboratory/yakuchi/i