研究課題
基盤研究(C)
肛門・直腸領域の臨床の進歩により、この領域の詳細な解剖学的知見が必要となった。我々は、超音波、MRIとの対比を含めた詳細なマクロ解剖学的研究、肛門管の筋や線維の種類を考慮した組織解剖学的研究をおこなった。さらに、マウス胚の詳細な観察により肛門管の発生過程を追い、ヒトの構造との比較を行った。これらの結果より、これまであまり注目されてこなかった肛門管の縦走平滑筋層の重要性が明らかになった。この筋層が外肛門括約筋を貫くという密接な関係はヒトに特有であり、マウスではみられないことが分かった。また、外生殖器の正中癒合部の形態が沿う排泄腔の中の尿生殖直腸中隔によるということが明らかになった。
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