研究課題/領域番号 |
23590219
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
青山 裕彦 広島大学, 医歯薬保健学研究院, 教授 (70143948)
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連携研究者 |
松井 浩二 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 助教 (80183945)
坂本 信之 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院, 助教 (90346487)
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研究協力者 |
范 海明 広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科
松森 大輔 広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科
増田 佑 広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科
桂 由香理 広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科
朝克吉楽 広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科
松谷 薫 広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科
志村 菜穂子 広島大学, 大学院医歯薬学総合研究科
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 形態形成 / 軸骨格 / 体節 / 側板 / 肋骨 / 接触阻止 / ニワトリ / 進化 |
研究概要 |
ほ乳類と鳥類において,肋骨が胸部に局在するのは,表皮外胚葉に依存して発生する遠位肋骨の有無に帰するとの仮定の下,特に遠位肋骨の発生に注目して肋骨原基である体節とその周囲の組織との相互作用を調べている.胸部体節を腰仙部に移植すると本来のものより短い肋骨が形成される.これは腰仙部側板細胞が体節細胞の移動を阻止するためであることがニワトリ胚を用いた異所的移植キメラの解析から分かった. 一方,ニワトリ胚とマウス胚で軸骨格形成を比較したところ,骨化の順序が両者で異なっていた.ほ乳類と鳥類の軸骨格の部域化が独立に生じたことと矛盾しないが,部域化の必然性を知るためには両者の発生的共通点を探らねばならない.
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